泌尿器科・外科 重野医院

浜松市の泌尿器科・排尿障害・ED・前立腺がん・尿漏れ・性病科 重野医院

〒431-3115
静岡県浜松市東区西ヶ崎町334
TEL 053-435-5101
▲Mobile Site

HOME»  泌尿器科の主な病気»  尿路悪性腫瘍

尿路悪性腫瘍

無症候性血尿

尿に血液が混じる「血尿」は泌尿器科ではもっとも多い症状のひとつです。その中で排尿痛、頻尿や側腹部痛などの尿路の病気を思わせる自覚症状がない血尿を「無症候性血尿」と呼びます。
目で見て分かる真っ赤な色の尿が出るとびっくりします。大抵の人はすぐに受診しますが、「もう少し様子をみよう」と思っているうちに、尿がきれいになってしまうことがよくあります。自分でもすっかり忘れてしまった頃にまた真っ赤な尿が出て、数日間続くようになって、やっと医者を訪れる人もいます。患者さんは他に症状がないのだから大した病気じゃないだろうと気軽に受診しますが、私たちは無症候性血尿と聞くとさっと緊張します。無症候性血尿には膀胱、腎盂、尿管などの尿路腫瘍が多いからです。この中では膀胱がんが一番多く、日本で年間1万人以上の発生があります。症状をよく聞いて、結石や膀胱炎の症状がないと膀胱がんを疑って検査を進めます。超音波エコーで腎臓に異常がなく、腎盂や尿管が拡大していなければ腎臓や腎盂・尿管のがんは否定されます。一番確実な検査は膀胱鏡検査です。膀胱に内視鏡を入れ観察するので腫瘍があれば診断は容易です。ただ、内視鏡を尿道から挿入するには男性は少し、痛みを伴うので検査する方もつい躊躇してしまいます。最近では超音波エコーでも直径6-7mmの大きさなら見つけることが出来るので、まずは超音波エコー検査をしています。他には尿中のがん細胞を検査する尿細胞診も行われています。1回では陰性でも3回続けて検査するとがん細胞が見つかる確率が高くなります。尿中の腫瘍マーカーの検査もありますががん以外の炎症や結石でも陽性になります。
検診で尿潜血陽性で精密検査に来る人でも顕微鏡で赤血球が沢山出ている人には膀胱がんを疑って検査をしています。
他に何も症状がないのに真っ赤な尿が出たら、出来るだけ早く泌尿器科を受診してください。